着物は、例えば同じ着物と帯を使っても、着る人の年代によって着付け方や帯結びを工夫して、かわいらしい雰囲気から落ち着いた雰囲気までつくりだすことができます。

何を工夫するのかと言えば、衿の抜き具合や前の合わせの角度、帯の位置や結び方などです。

そういうところのちょっとした違いが、印象を大きく左右するのは着物ならではといっていいでしょう。

着物は、知れば知るほど、着姿を自分好みにコントロールできるおもしろいものなのです。

今回は、たくさんある帯結びの中から、40代の方にあう「半幅帯」の帯結びを紹介していきたいと思います。

ぜひ参考になさって下さい。

40代は上品で落ち着いた雰囲気に

「半幅帯」は、浴衣やカジュアルな着物の時に使う帯ですが、40代の方はやっぱり落ち着いた雰囲気に仕上げたいものです。

使う帯の色や柄を落ち着いたものにすることはもちろん、結び方も上品なものにこだわりたいですね。

落ち着いた感じの帯結びにもたくさん種類がありますので、ご自分の好みのものを探してみるのも楽しいですよ。

40代の方の帯結びのポイントは、「結ぶ位置は低め」です。

それだけでずいぶんと落ち着いた感じが出せます。

「ふだんきもの杏」より

こちらは「風船太鼓」という結び方です。

折り紙で風船を折るようにつくっていきます。

表と裏で雰囲気違う帯を使うと面白い柄が出ます。

落ち着いた中に可愛らしさののぞく帯結びで、ちょっとしたおでかけなんかにこれを結ぶととてもおしゃれですね。


「Deskgram」より

「貝の口(かいのくち)」系の帯結びで、帯揚げを使って結んであります。

粋な印象になる「貝の口」も、このように少し大きめにつくるとより大人の落ち着きが出ます。

「博多献上」の帯でかっこよく結びたい帯結びです。


「しゅみのきもの」より

こちらはオーソドックスな結び方で、年齢を問わず結ばれる帯結びです。

この写真のように色や柄を落ち着いたものにすると、40代の方にふさわしい上品で落ち着いた雰囲気になります。

羽の部分をひかえめにつくることがポイントです。

こちらのように帯締めを使うことでより大人っぽい印象になります。


「近江“新之助上布”ショップブログ」より

「お太鼓結び」風の帯結びです。

半幅帯は帯幅が狭いので、幅を出すためにずらして太鼓部分をつくります。

その時、この写真のように裏の違う色地が見えるのがとてもおしゃれですよね。

きちんとして見えるので、40代の方の帯結びにはうってつけの結び方です。


「WABI×SABI ~日本をもっと身近に~」より

こちらも「お太鼓」風の帯結びです。

帯自体がとても粋ですね。

この写真のように落ち着いた雰囲気のに合わせるとおしゃれで粋な雰囲気になるので、ぜひ真似してみたいですね。


「きもの とはずがたり・・・お店番」より

こちらも「お太鼓」系です。

ななめにずらしたお太鼓部分が絶妙におしゃれです。

この結び方は、写真のようにストライプ柄の帯を使うと、効果的に斜めが強調されてより洗練された帯結びに見えます。

かっこよさと女性らしさが同時に表現できるまさに40代の方にふさわしい帯結びといえます。